長期優良住宅について
投稿日時:2014-08-08 12:42:46
住宅をこれから新しく建てるとき、もしくは既に立っている住宅を購入するとき、その住宅が「長期優良住宅」に認められているとお得になるって、ご存知でしたか?
長期優良住宅というのは、平成21年に施行された「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」で定められた”良い状態で長く住むことのできる優良な住宅”のことで、9つの条件を満たした家だけが認定されます。つまり、国が定めた、優良な家を判断するための基準なのです。
上記した9つ条件には、例えば、「耐震性」「省エネルギー性」「高齢者対策」「維持管理・更新の容易性」などがありますが、大きな枠組みで考えると「住民が暮らしやすいこと」、そして「周辺の環境にも配慮していること」がポイントになります。長期優良住宅の認定は、地方の所管行政庁が行いますから、認定されれば、その家の安全性や暮らしやすさは国のお墨付きになり、安心感が違います。
また、長期優良住宅は税制でも優遇されていて、長期スパンで見るとかなりの減税が期待できます。ローンの支払い年数も、通常より長い年数で設定することができます。
長期優良住宅のことをまだ知らない人も多いと思いますが、これからは段々と重要性が増していくはずです。住宅をこれから立てようと考えている人は、長期優良住宅を申請することも検討して、建設計画を立てるといいと思います。