賃貸について考える
投稿日時:2014-06-27 9:15:08
住居を選ぶとき、「持ち家」に住むか、それとも「賃貸」に住むかは重要な選択肢です。かつては持ち家に住むことがステータスであり、資産に余裕があるなら断然いいと考えられてきましたが、近年では賃貸のバリエーションも増え、一概に持ち家の方が良いとは言い切れなくなっています。
そこで、今回は賃貸に住むことについてピックアップしてみたいと思います。
まず、賃貸の話でよく耳にする、賃貸と持ち家のメリットの違いについてですが、賃貸のメリットは何といっても”リスクの低さ”にあります。持ち家を買うとなるとローンを組むことがほとんどですが、このローンの返済というのはかなりの負担として、入居者に重くのしかかります。もしも、ローンを支払えなくなった場合には、住居を失うだけではなく、借金も残るというリスクまで背負っているのです。
さらに、持ち家は一度立ててしまうと、周囲の環境が悪くなったとしても、引越しを考えることも出来ません。
賃貸にはそういった制約がほとんどないので、リスクを負わずに気軽に生活することができます。
また、最近の賃貸住宅は”選択の幅が広い”ことも特徴です。昔の賃貸と言えば、賃料がリーズナブルなマンションやアパートメントがイメージされましたが、最近では持ち家にも劣らない高級志向の賃貸住宅も増えており、一戸建てから高層マンションまで、ライフスタイルに合わせて入居先を選ぶことが出来るようになっています。
持ち家と賃貸、どちらが一概にいいとは言えないのですが、現代の風潮として、賃貸の可能性を十分に模索してから、住宅選びに臨むほうが満足のいく生活を送ることが出来ると考えられています。