家を選ぶのに色々と考えることを紹介します

古民家について

投稿日時:2017-06-14 14:22:13

最近、古民家の魅力が見直されているように思えます。古民家を定義するものはありませんので、最近は築年数がかなり経過している中古住宅をひとくくりでそう呼んでいる場合も多いのですが、それでも一般的に古民家といって想像するのは、戦前に伝統工法で建てられた家でしょう。

なぜ戦前の伝統工法が良いのかというと、戦前の古民家は、時間をかけてしっかりと乾燥させた、今ではなかなか手に入らない古材による太い柱と梁を使って建てられていますので、戦後の「家の大量生産」が行われていた時代の住宅に比べてすぐれた耐久性があります。耐震構造ではありませんが、免振構造になっていますので、地震にも非常に強いといわれています。確かに、この地震大国である日本で、数百年経っても現存しているお寺や神社がたくさんあるわけですから、納得がいきますね。

もちろん、水回りなどは現在の技術で整える必要がありますし、お手入れも必要になります。しかし、味わい深い飴色の木材でできた古民家というのは、ある種のロマンがありますよね。

空き家問題が深刻化する中、古いものを引き継いで大切に使っていくという選択肢もあるのではないかと思います。

Recommend

Author

  • 名前:イエオ
  • 性別:男
  • 一言:夢のマイホーム!!
上へ戻る